2006年04月29日

本当の格差社会

 アメリカのCEOって業績不振でも優遇されてるよね。不振のGM(General Moters)の会長は給与50%削減+ボーナスなしでも年俸6億ですか。うらやましい。

 最近「格差社会」っていう言葉が流行ですね。確かにこれまでの日本にはある程度の貧富の格差はあっても、外国のそれと比べてもたいしたことはなかった... ということになります。国内にいると貧富の差はそれなりにあるとは思うけどね。でもそれを上回る格差が外国にはあるわけです。

 イギリスは階級社会であり、そこから独立したアメリカには貴族も階級もないと思われがちですが、アメリカにも目に見えない階級社会、学歴社会が歴然と存在します。

 住宅街なんか典型的ですが、白人居住区と黒人居住区はハッキリと分かれていますし、教会も「白人の同じくらいの収入の人たちが集まる教会」など、日本人からすると「!?」と思うような光景が見受けられます。

 アメリカは「自由で、誰にでも平等にチャンスが与えられる国」というのは幻想です。残念ながらそれ相応の家柄か、優秀な大学の学位がなければチャンスは皆無と思っても良いでしょう。どんなに才能があっても、貧困街に住んでいたらその才能を見出すチャンスすらないのが現実でしょうね。


 これからの日本がどうなるのか。確実に格差は広がるはずです。

 格差社会は避けられないものですが、特に悲観する必要もないと思っています。要は初等教育の充実であって、読み書きと最低限の計算、そして自分に自身を持てるようにしてやることが、たとえ貧しい家庭に生まれても上へ這い上がっていくための原動力になるはずだと考えるからです。

 個人の自由や権利などを主張する前に、自分の責任を果たし、公に尽くす精神を育てることが格差社会の弊害を減らす最善の策だと考えます。

5割カット、賞与なしでも…報酬6億円 GM会長

≪株主へ「最も厳しい年だった」と陳謝≫
 経営不振の自動車最大手、米ゼネラル・モーターズ(GM)は28日、リック・ワゴナー会長の2005年の報酬を賞与なしで前年比46%減の約550万ドル(約6億3000万円)としたことを明らかにした。同社は経営再建のため、人員削減や工場閉鎖を進めているが、同会長ら幹部の巨額な報酬に対する批判が高まっていた。
 GMが米証券取引委員会(SEC)に提出した06年株主総会議案書によると、会長の05年の報酬は給与が約220万ドルで賞与はなく、その他の手当が約40万ドル、ストックオプション(自社株購入権)が290万ドル相当。
 ワゴナー会長は同日公表した「株主への手紙」の中で、「05年はGMの歴史で最も厳しい年だった」と総括、経営不振について陳謝した。(共同)(04/29 23:20)



格差社会を煽る典型的な悪書はこちら↓

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2006年04月28日

日本政府はもっと真剣に拉致問題に取り組め

 今回の出張は複数の場所に行きましたが、そのうちの一箇所はこの時期に桜が満開。とてもきれいでした。わーい(嬉しい顔)
sakura0604.jpg


 夜、友達と飲みに行った店の食事もとてもすばらしかったのですが、デジカメ持って行くの忘れて撮ることができませんでした。バッド(下向き矢印)

 さて、ホリエモンが釈放されたり、いろいろ話題はありますが、一番気になり、日本政府の情けなさを感じるのが拉致被害者家族とブッシュ大統領が(おそらくあと数時間後に)面会をするということ。

 竹島などの領有権と並んで、国民の生存権を拉致などの行為によって外国から侵害されるなどということは国家として妥協は許されない問題であるはずです。しかし横田夫妻をはじめとした拉致被害者家族があれだけ熱心に活動しても未だ問題は解決せず、虚しく時間ばかりが過ぎてゆくだけ。

 熱心な活動は日本政府よりもアメリカ政府を大きく動かし、米議会での証言に続き、ブッシュ大統領との面会も決まったという... こういうところはやはりアメリカの懐の深さというか、徹底した姿勢を感じることができるんですね。率直に有り難いことです。

 小泉首相の訪朝により拉致問題が動き出したのも事実ですが、その後ののらりくらりの対応でいつまでたっても進展しないのも事実。外務省のアホどもが原因かもしれないけど、やはりここで必要なのは政治の強力なリーダーシップですよ。家族を大切にできない政治家・官僚は国のために働かないで欲しいんですよ。国を愛するのならば、国のために働くのならば、その家族を徹底的に守らなければならないんですよ。

 自国の国民・領土・統治権を守るのに理由なんか必要ありません。絶対に取り返して欲しい。ただそれだけだ!!


「拉致」米大統領に訴え、早紀江さん異例の面会実現へ

 【ワシントン=石間俊充】ブッシュ米大統領は28日午前11時(日本時間29日午前0時)すぎから、ホワイトハウスの大統領執務室で、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん(当時13歳)の母親、早紀江さん(70)と、めぐみさんの弟、拓也さん(37)と面会する。
 ブッシュ大統領が首脳以外の日本人と面会するのは極めて異例。早紀江さんは、北朝鮮の拉致が人権に対する国家犯罪だと大統領に訴え、問題解決のため協力を求めたいとしている。
 早紀江さんらは面会で、めぐみさんが拉致された直後に撮影されたとみられる写真を大統領に示して拉致問題を説明するほか、早紀江さんが書いた本の英訳版などを手渡す予定。また、中国・瀋陽の日本総領事館に駆け込んだキム・ハンミちゃん(6)ら北朝鮮からの脱出住民(脱北者)も面会に加わる。
  めぐみさんを巡っては、結婚していた男性がDNA鑑定の結果、韓国人拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)さんである可能性が極めて高いことが4月中旬に判明。早紀江さんが金さんの母親に会うため5月の訪韓を検討するなど、日韓両国の間で拉致問題での連携した取り組みが始まっている。
 今回のブッシュ大統領と横田さん母子の面会により、日韓に米国も加わった協力関係が構築される可能性もある。
(2006年4月28日23時9分 読売新聞)
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2006年04月25日

ついに発狂?

 お隣の国のヌラリヒョン、じゃなくて盧武鉉大酋長はもともと頭がおかしかったが、ついに発狂したようだ。(w

 まず「強硬姿勢も辞さず」ってすで韓国は竹島を強行に実効支配しているのだから、「強硬」状態にあるんですが、もしかして自分たちの取っている行動までわからなくなってしまったの?

 また毎度の事ながら「歴史認識」「植民地支配」という妄言をまくし立てているようだが、バカは死ななきゃ治らないっていうのはコイツのためにある言葉だな。

 どんな強硬手段をとっても残念ながら他の国から見れば「凶行」にしか見えないんですよ。ねぇ世紀のアフォ大酋長くん。わーい(嬉しい顔)

竹島問題、強硬手段も辞さず…盧大統領が特別談話

 【ソウル=福島恭二】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は25日、テレビ演説を通して、対日関係に関する特別談話を発表した。
 盧大統領はその中で、竹島(韓国名・独島)領有権問題に関し、「韓国政府は対応方針を全面的に再検討する」と述べ、小泉首相の靖国神社参拝、歴史教科書問題などと共に、歴史認識にかかわる問題として、強硬な態度を取る方針を表明した。
 大統領が、対日関係に関して談話を発表するのは、昨年3月、島根県の「竹島の日」条例制定を巡って領土問題や歴史教科書問題に対する断固とした態度を表明して以来。竹島周辺海域での日本の海洋調査を巡り国内世論の反発が高まったのを受け強硬姿勢を鮮明にしたもので、悪化した日韓関係がさらに冷え込むのは避けられないとみられる。
 大統領は談話の中で、竹島問題に言及し、「日本が独島に対する権利を主張するのは過去の植民地領土権を主張することで、韓国の完全な解放と独立を否定する行為だ」と非難。日韓がともに主張する排他的経済水域(EEZ)問題に絡めて、「独島問題に対し、堂々と対処していく」と述べた。
 大統領は、領土問題などの解決手段として、「物理的な挑発に対しては断固として対応する」と強硬手段も辞さない姿勢を示す一方で、世界や日本の世論に訴えると主張。「日本政府が誤りを正すまで、国家的力と外交的資源をすべて動員する」と強調した。
 大統領は日韓関係について、経済や文化交流が進展しても、日本が「誤った歴史を美化し、その権利を主張する限り、壁を溶かすことは出来ない」との考えを表明した。ただ、日本に対しては「新たな謝罪は要求しない」と述べたうえで、これまでの謝罪に見合った行動を取るよう要求した。
(2006年4月25日13時8分 読売新聞)
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2006年04月24日

ブログの効用

 嗚呼、私はどうやら最近忙しいらしい。こういうときに限って出張が重なったり、思わぬところから仕事が舞い込んだりする。同時に考えるなければならないことも多い。

 よく「仕事に優先順位を付けろ」なんていわれるけど、これが結構難しい。私に仕事を頼んでくれる人は皆急いでいるわけだし、どの人だから一生懸命やったり、手を抜いたりすることはできない。

 最終的にはどれくらい自分の頭の中が整理できているかで仕事の効率は決まってくるように最近は思うようになったが、なんとなく始めたブログが結構役に立っていることがわかった。

 文章にまとめるのは頭の中で考えるよりも、何倍も労力のかかること。しかしそれをしないと知識を固定化したり、確認したり、他と共有したりすることができない。ただ文章を書けばいいというものでもない。他の人にわかっていただくために文章を書かなければならない。

 まだ私の文章は拙く、論理もはちゃめちゃになったり、尻切れトンボになったりしているのはまだまだ向上できる余地が残っていると前向きに理解している。もっとうまく文章を書けるようになりたい。
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2006年04月22日

竹島問題--問題の先送りに過ぎない

 竹島周辺海域での日本の海洋調査について韓国との協議が合意したらしい。妥結点は

  • 韓国:国際会議で海底地形の韓国式名称を提案しない
  • 日本:これを受けて海洋調査を当面実施しない

ということだ。これでは早晩、同じことを繰り返すことになる。なぜ日本政府は今すぐにこの問題を解決しようとしないのか?
 谷内次官は王毅に麻生大臣の発言に関して「そんなのお互い様だろ」と言い放った時点でなかなか骨のある次官だと思ったが、今回のような妥協では評価できない。
 李承晩ライン以来韓国に遠慮し、及び腰だった日本の政治姿勢を根本的に改めなければならないはずが、内閣の体質なのか、外務省の事なかれ主義なのか、常に先送りばかりである。
 竹島に関して日本の主張に分があると思うならば、国際調停に出てこようともしない韓国をひっぱりだす絶好のチャンスだったはずである。海底の地形の名称の問題も由々しき問題であるが、それ以上に妄想国家を国際社会の常識に引きずり出し少しは目を覚ましてやる努力だったらしても良いのではないかと思う。

日韓協議合意…韓国は名称提案せず、日本は調査中止

 【ソウル=中島健太郎、福島恭二】竹島周辺海域での日本の海洋調査に韓国が反発していた問題で、訪韓中の谷内正太郎外務次官は22日、韓国外交通商省の柳明桓(ユ・ミョンファン)第1次官とソウル市内のホテルで断続的に会談を続け、同日夜、打開策で合意した。
 韓国は、6月の国際会議で韓国名の海底地形の提案をせず、日本も予定していた海洋調査を当面実施しないとした。これにより、調査の現場海域で日韓両国が衝突するという最悪の事態は回避された。
 会談は、21日午後から始まった。2日目の22日は、ソウル市内のホテルで午前9時半から午後7時まで、断続的に行われた。
 その結果、<1>韓国は、6月にドイツで開かれる海底名称に関する国際会議で、竹島周辺海域の韓国語名の提案をしない<2>日本は予定していた海洋調査を当面中止する<3>日韓両国は排他的経済水域(EEZ)の境界画定に関する交渉を5月中にも局長レベルで再開する――という3点で合意した。
 これまでの協議で、日本は、今回の海洋調査について、国際法に基づいた調査であると強調した。その上で、6月にドイツで開かれる海底名称に関する国際会議で韓国側が竹島周辺海域の韓国名の提案を見送れば、日本も調査を見送る考えを表明したが、韓国側は調査の中止が先決との立場を示し、平行線が続いていた。
 しかし、対立がこれ以上深まれば、日韓双方の利益にならないことから、ギリギリの妥協が成立したと見られる。谷内次官は会談終了後、記者団に「このまま事態が進むと不測の事態が起こりかねなかったが、避けられてよかった」と述べた。一方、柳次官は協議の中で、竹島周辺海域の韓国名提案について、6月の実施は見送るとしたものの、「必要な準備を経て、適切な時期に推進する」との立場は崩さなかった。
 安倍官房長官は22日夜、「今回の合意は、国際法にのっとり日韓両国が互いに冷静に対処し、円満に解決しようとした努力の結果だ。今後も韓国とは、話し合いを通じ、未来志向で友好を築いていけるよう努力していきたい」との談話を発表した。
 EEZの境界画定交渉は竹島の領有権問題で対立したまま中断している。今回の争いの根本原因について、日韓間の話し合い場を設けることで、今回のように対立が激化することを避ける狙いがある。しかし、日韓両国とも、今回の合意は一時的なものと見ており、今後、問題が再燃する可能性が高い。
 海上保安庁の測量船2隻は鳥取県の境港沖合で停泊しているが、23日に東京に戻る予定だ。
(2006年4月22日21時26分 読売新聞)
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2006年04月20日

朝日による日本性悪説、韓国性善説

 朝日の社説書いてる奴ってどんな顔してんのかなぁ。きっと目がいつも左向いてて、まっすぐ歩くのもおぼつかないんだろうな。

 さて毎度、毎度の朝日社説。結論から言えば頭を冷やすべきは糞朝日伝聞であって、ずーっと冷やし続けて凍らせて、そのまま回答しないように厳命しておきますよ。(唐家セン風)

 「日本が竹島にからむ行動をとるとそういう被害の歴史につなげて見てしまいがちだ」っていうけど、それは彼らの妄想に過ぎない。なぜそんなことに日本が付き合わなければならないのか?妄想を出発点にしたところで結論が現実に戻ってくることは無いのよ。3次元と4次元くらいに世界が違うんだから。

 「丁寧に説明しろ」って、じゃぁ韓国は今まで竹島問題に関して日本に説明をしてきたのか?日本は当然の権利を行使しようとしているのであって、他国へ行き過ぎた配慮など百害あって一利無しなのですよ。

「調査はEEZが重なり合わないところでまず進め」は日本が韓国に譲歩しろって言ってるんだよね。朝日さん。今日の産経新聞に出ていたが、韓国は周辺海域の調査を行い、海底地形に韓国風の名前を付けることによって竹島が韓国領であることを既成事実化しようとしているそうである。

 歴代の日本政府の怠慢も原因してこのような事態になっているわけで時間に余裕があるわけではないんですよ。朝日や媚中派二階のようにのらりくらりとして他国へ利益供与っていう手はもう使えないよ。

 あともう一つ思ったんだけど、韓国の外務大臣は
「韓国側の努力にもかかわらず、日本政府が水路測量を強行するならば、国際法と国内法に基いて断固対処する予定で、これにより問題が発生する場合、その責任は全て日本にある」
といっているみたいだけど、こいつバカ?しかもこんなのが国連の事務総長になりたいと... バカも休み休み言えって。だからチョンなんていわれんだよ。バァーカ。

竹島周辺調査 お互いに頭を冷やせ

 日本海に浮かぶ孤島、竹島の周りで、また大きな波風が立ってきた。
 韓国は「独島」と呼び、日本と領有権を主張し合って互いに譲らない。国連海洋法条約に基づいて日本と韓国がそれぞれ線を引く排他的経済水域(EEZ)には、どうしても重なり合うところが出てくる。
 そういう重複部分も含む海域で日本の海上保安庁が水深の測量調査を計画し、韓国側が激しく反発している。
 韓国政府は、日本の測量船が重複海域に入れば拿捕(だほ)も辞さないという強い姿勢を見せている。盧武鉉大統領は「国粋主義傾向のある日本の政権が侵略の歴史を正当化する行為だ」と非難した。
 これは誤解というものだ。日本はなにも植民地支配の歴史と絡めて調査を考えているわけではない。海上保安庁によると、今回の目的は海底の新しいデータを得て海図を作り直すことだという。
 思い込みと感情的な対応は、問題をこじらすだけである。ここは頭を冷やして互いに知恵を絞りたい。
 韓国もここ数年、同じような調査を続け、そのたびに日本は抗議した。この関係が逆になるだけではないのか。日本にも言い分があり、科学的な調査であることを理解してもらいたい。
 一方で日本は、なぜ韓国があんなに反発するのか考えてみる必要もある。
 1905年に日本は竹島を島根県に編入し、領土であることを内外に示した。だが、それは朝鮮半島を植民地化していく時期でもあった。
 だから韓国の人たちは自然と、日本が竹島にからむ行動をとるとそういう被害の歴史につなげて見てしまいがちだ。それだけ心に深く根ざした問題なのだ。
 かつて周辺で操業する日本漁船を多数、拿捕したこともある。日本の領有権はもとより、それを主張することさえ認めようとしないかたくなな態度できた。
 今度の強硬な姿勢も、来月に地方選挙を控えた政権の人気取りといった次元だけでとらえるのは間違いだろう。
 日本は、自国のEEZ内だから韓国と関係なく調査できるという立場だ。海上保安庁は調査についてホームページに公表し、韓国などには郵送もした。
 だが、ただでさえ複雑な背景を抱える海域である。それに加えて、いまの日韓関係は小泉首相の靖国神社参拝などでかつてなくささくれだっている。郵送だけですまさず、なぜ今なのかも含めて丁寧に説明すべきだ。
 その間、調査はEEZが重なり合わないところでまず進め、重複海域への立ち入りを見合わせるのも手ではないか。
 漁業の面では、竹島の帰属問題は棚上げにして互いに操業を認める暫定水域を設定した。測量調査でも、そんな知恵を編み出せないか。
 北朝鮮の問題に限らず、東アジアの将来のために日韓は手を携えていかねばならない。そんなときに「調査強行」「拿捕」なんて時代錯誤というほかない。
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2006年04月18日

道をひらく

 今日はこんな本を買ってきた。松下幸之助さんの随筆集であり、すでに400万部も売れている本だそうだ。


 以前から「買おうかなぁ」と思いつつも、「同業他社さんの創業者だし...」みたいな卑しい心が邪魔をしてなかなか踏ん切りがつかなかった。

 評価は イイ(゚∀゚)イイ ◎ イイ(゚∀゚)イイ である。まだ全部は読んでないけどムチャクチャイイ(゚∀゚)イイ。

 やっぱり同じ企業家とはいえ、ホリエモンみたいな下劣な人間とは違いますね、松下さんは。いくつかの文章を読んでみて これだったらお金が集まってくるのは当然だ と思わされましたよ。やはり心が良くないと、良い商売はできないんですね。
 とことん人を愛し、大衆に奉仕し続けると、事業も人生も良くなるのかもしれません。

 一番最後に次のような文章がありました。

日本よい国

 桜が散って、若葉が萌えて、目のさめるような緑の山野に、目のさめるような青空がつづいている。身軽な装いに、薫風が心地よく吹きぬけ、かわいい子供の喜びの声の彼方に、鯉のぼりがハタハタと泳いでいる。
 五月である。初夏である。そして、この季節もまた、日本の自然のよさが生き生きと脈うっている。
 春があって夏があって、秋があって冬があって、日本はよい国である。自然だけではない。風土だけではない。長い歴史に育まれた数多くの精神的遺産がある。その上に、天与のすぐれた国民的素質。勤勉にして誠実な国民性。
 日本はよい国である。こんなよい国は、世界にもあまりない。だから、このよい国をさらによくして、みんなが仲よく、身も心もゆたかに暮らしたい。
 よいものがあっても、そのよさを知らなければ、それは無きに等しい。
 もう一度この国のよさを見直してみたい。そして、日本人としての誇りを、おたがいに持ち直してみたい。考え直してみたい。



全くその通りであります。私もそうありたいと願っています。
posted by Windy City at 23:06| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月17日

世代間対立を煽るな

 こんなことをまじめに考えている奴がいるのかと目を疑いました。著者本人もいささかセンセーショナルすぎる題名を付けてしまったと思っているかもしれませんが、「老人駆除」は無いでしょう。
 どの世代においても過去の若者達は現在の若者達を見ては「今時の若いのは... ブツブツブツ」というもの。若い方は「年寄りは引っ込んでろ」と言い出し世代間の対立はいつの時代にもあるもの。

 ホリエモンがプロ野球に進出しようとしたときに読売のナベツネと対立して「老害」という言葉を使ったことは記憶に新しいですね。確かに自分の立場を必死に守ろうとする老人もいますが、それをもって高齢者全てが老害であるような言動は避けたほうがよろしい。

 やはり年長者の意見には耳を傾けるべきだと思う。生活の知恵一つを取ってみてもすばらしいものがあるし、酸いも甘いも知った方々の意見を拝聴するのは面白いものです。冗長な話は勘弁していただきたいが...

 昨年退職された技術者の大先輩がこんなことを教えてくれました。「もし最新の技術でわからないことがあるならば、昔の文献を探して見なさい。過去に同じことに挑戦してきた人たちが必ずいる。過去に学べ」と。

 温故知新という言葉があります。古きに交わり新しきを知る。過去から正しく学べば怒っている暇は無く、いがみ合う必要なんてほとんどないはず。

産経抄 4月15日付
 行き付けの本屋で『老人駆除』という書名が目に飛び込んできた。特定の言葉で背筋が寒くなったのは、たぶん「民族浄化」の恐怖以来だろう。ユーゴ内戦のさなかに、大量虐殺によって異民族を絶やそうとした暴挙だ。
 ▼ホリエモンの『稼ぐが勝ち』にも似て、衝撃的な書名で人目を引く魂胆か。誰しも連想するのは、深沢七郎が描いた姥(うば)捨て山伝説の『楢山節考』だ。でも、伝説と論評は違う。精神科医の香山リカさんは、雑誌論文で「あの物語よりもっと非情な“姥捨て”のすすめだ」と怒っている。
 ▼たしかに、高齢者を弱者として手厚く保護すれば、日本の財政が崩壊し、そのツケを若者が払わされる側面がある。ここからどう知恵を絞るかだ。五十直前の著者にいわせると、世にいう年金不払いとは若者が年金世代に対して仕掛ける戦争なのだそうだ。
 ▼年金世代というのは日本という国家に巣くうシロアリか、もしくはがん細胞であって、これを「生かしておく理由などどこにもない」と断言する。わずかな救いは、「自助や共助の考え方を持っている人間は、別段、駆除する必要はない」というあたりだろうか。
 ▼だが、こんなレトリックには負けられない。彼らが「老害」を非難するなら、なぜ積極果敢に攻め込まないのか。社会の主要ポストを奪いとり、自らの才覚でカネも栄誉も増やせばいい。昭和四十七年生まれのホリエモンや四十四年生まれの永田寿康前議員のような粉飾や偽メールの暴走はよせ。
 ▼ついでに、せっせと子供を産んで非老人層を増やしたらどうか。だいたい、世代をひとくくりに「老害」だの「若害」はないものだ。「害」は世代とは無関係にあるところにはある。以上、老人予備軍のボヤキである。
posted by Windy City at 22:02| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

今日はイースター

 今日はイースター(復活祭)。キリストの復活を祝う、クリスマス、ペンテコステとならんで重要なお祭りです。お祭りとはいえ日本の一般的な神社・仏閣のお祭りみたいなイメージは無く、特にプロテスタントの教会ではイースターエッグ(ただのゆで卵)が配られ、ゆりの花(復活の象徴)が飾られ、復活のメッセージが語られるくらいですね。クリスマスに比べるとやはり地味。でもペンテコステはもっと地味ですがふらふら

 クリスマスは日本人にとっても馴染み深いものになり、お寺付属の幼稚園でもクリスマスを祝ったり、笑い話としてお寺のお坊さんが「キリスト教でもクリスマスのお祝いをするんですか?」と言ったとか言わないとか... ほんとかどうかわからないけれども、日本国内においては宗教性はかなり薄まっていることは事実です。

 イースターのほうはクリスマスに比べるとまだ世俗化されていませんね。いくつかイースターエッグを売り出している商売もあるようですが、まだまだです。でも私自身はイースターはクリスマスと同じかそれ以上に重要なものだと感じています。

 2年ほど前にマッドマックスやブレーブハートで有名なメル・ギブソンが監督した映画「パッション」というのが話題になりました。日本国内の前評判では、「アメリカで映画館がどこも満員になり、その残酷なシーンのため死人まで出た」というものでした。この言葉からイメージする映画はホラー映画くらいなのですが、実際には違います。

 そもそも題名が問題で、英語の原題は"Passion of the Christ"。 直訳すると「キリストの受難」です。日本語で「パッション」というと「情熱」の意味に捉える人も多いでしょう。中には「パッションフルーツ」を思い浮かべるかもしれません。でも実際には「受難」です。

 メル・ギブソンがキリストの受難を題材に映画を取るという噂はこの数年前からありました。しかも当時から映画は全てアラム語(キリストがうまれたユダヤ・ナザレ地方の言葉)とラテン語で撮るという無謀な計画だということも知られていましたね。不安はありましたが、結果としては大成功であったと私は思います。

 また従前は「残酷な処刑シーン」がやけにクローズアップされていましたが、私自身はそれ以上に十字架刑の前にローマ兵によって鞭打たれるシーンのほうがショックでしたね。想像するにアメリカで映画を見てショックのあまり心臓麻痺を起こしてしまったという方も、こちらが原因ではないかと思います。

 十字架について記述した聖書の4つの福音書の中にも、この鞭打ちの刑の場面はあまり細かい記述がありませんので、読者の想像も貧弱になりがちです。でも当時の鞭打ち刑は「四十に一つ足らない鞭」という刑であり、40回打つと死んでしまうため、39回でやめるというものでした。それを実際に映像にされると、正に絶句がく〜(落胆した顔)... するしかありませんでした。

 映画はメル・ギブソン監督がカトリックであることからカトリックの伝承が入り混じっており、プロテスタントの私から見ると「へ?」と思う部分もありましたが、映画の出来しては最高。キリスト教の入門編としてはキツすぎるけど、すでにクリスチャンである人が是非観るべき映画だと思いますね。


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いつまでたっても言葉が軽い

 「未納三兄弟」と見事なレッテル貼りが災いし、民主党代表を辞任する羽目になった菅直人氏。2回連続代表戦に破れ、現在は代表代理として民主党の再建に取り組んでいるようだが、言葉の軽さは死んでも治らなさそうだ。モバQ

 石原都知事から批判されて悔しいのはわかる。反撃したくなるのもわかる。でも比喩が良くないのよ。全然イメージに合わないし、全く当たってない。センス悪すぎ。

 お遍路さんにしろ、さまざまなキャッチフレーズにしろ、センスの無さだけはピカイチのようで。お気の毒です。

菅直人氏:石原都知事は「ヒトラーのよう」 講演で批判

 民主党の菅直人代表代行は15日、仙台市で講演し、東京都の石原慎太郎知事について「石原氏の目指す政治は、もしかしたらヒトラーのような自分の理想を権力で実現したい政治だ。権力を持つほど使い方を考えるのが(政治の)原点だ」と述べ、政治姿勢を批判した。石原氏は民主党の小沢一郎代表について「私は彼を評価しません」と述べ、菅氏についても「薄い感じがした」と酷評しており、菅氏が反撃した形だ。【須藤孝】
毎日新聞 2006年4月15日 18時11分
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2006年04月15日

消費者金融に思うこと

 ようやく風邪から復帰。でもまだ喉の痛みが残ってます。週末はゆっくり過ごそうと思います。

 さてアイフルが最低3日の営業停止処分を受けました。個人的には金借りる必要を感じないので、どうでもいいというか、ザマぁみろわーい(嬉しい顔)という感覚でしかありません。やはり3%程度の利子で資金を調達して29%以上の高利で貸し付けるなんて、人様に自慢できる商売じゃありませんな。ましてや違法な取立てなど豪語同断であります。
 これらの消費者金融と手を組んでいる金融機関(三菱東京UFJ、三井住友、みずほなどなど)も、親会社として責任を感じてくれないと困りますね。世界中に一体どれだけ心から尊敬できる金融機関が存在するのかと... 数えてみたくなりますね。少なくとも日本の大手金融機関は尊敬するどころか軽蔑の念しか浮かんできません。

 一方、借りる側にも問題があると思います。のっぴきならない理由というのはあるのかもしれません。でも本当の意味で「どうにもならないから消費者金融に頼る」正当な理由って、非常に稀なのでは?
 何の裏づけも無いけど実施されてる融資の98%以上は少し借り手が我慢すればしなくても良い借金なのではないかと思います。いや本当は99.9%以上といいたいくらいなのですが...

 自分が何のためにお金を支払っているのか をもっと意識する必要がありますね。 見栄のため?女の子にもてるため?一瞬の楽しさのため? 本当にそのお金を使う必要があり、支払う価値のある商品やサービスなのか? できるのならば自分のためにプラスになるだけでなく、他人に対しても、社会に対しても役に立つお金の使い方をしたいものです。


 私が勤める会社はいくつかの製品で世界的なシェアを持っており、ある製品では日本国内でも非常に大きなシェアを持ち続けています。電気店へ行けば私の会社のロゴが並び、ずらりと商品が陳列されています。当然その隣には競合他社の製品も並んでいます。 お客様はそれらの商品の中から念入りに性能、値段を鑑みてお買い上げになるわけですが、やはり自社製品を購入されているところを見かけると非常に有り難く、店員ではないのでお客様にお礼を言うわけにはいきませんが、心の中でお礼を言うことにしています。
 値段としては数万円、さらに正確に言うと事業部が違うので私の給料になるわけではない。だけれどもお客様が真剣に考えて、大切なお金を使って自社製品を購入してくださった気持ちを考えると頭を下げないわけにはいかないのです。 だからもっとよい商品を出して行こうとも思えるのです。

 消費者金融を含めた金融機関の職員にはこういった気持ちがあるのでしょうか?非常に疑問です。お客様の財産をどのように考えているのでしょうか?数百万、数千万程度の資産しかもっていない人はクズ客くらいにしか思っていないのかもしれませんね。更に軽い気持ちで借金をしようとする客には普通預金の3万倍の利子で貸し付けて、あとは適当に追い込んで何倍もの利子を取り立ててやろうと考えているのかもしれない。  お客様の財産をどのように考えているのでしょうか?

 こういった尊敬できない企業姿勢であっても企業自体は存続できるでしょう。でも誰からも尊敬されず疎まれる存在でいいのでしょうか?

 こういった企業へ投資をする側も良く考えなければならないでしょう。企業のSRIやCSRを口やかましく言う前に、投資家個人のSRI(社会的責任投資)が問われるべきです。ライブドア被害者を名乗る人々はその標本みたいなもの。儲かれば良いていどの気持ちで低俗な企業へ自分の財産の大半を、しかも借金までして投資をして、スッカラカンになったから責任を取れといわれても、(゚д゚)ハァ?くらいの反応しかできませんよ。

 企業も個人ももっと高い理想を持たなければ社会は良い方向へ行きません。よく自分の頭で考え、良い手本となる会社や団体から学び取るべきです。
posted by Windy City at 22:38| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月12日

風邪引いた

どうもこの一週間体調が思わしくないなぁと思っていたところ、昨日くらいから風邪を引いたかな?って感じです。ふらふら もっと早く気付けよ...がく〜(落胆した顔)

まぁ寝込んでる暇ないんで、さっさと寝て早く直したいですね。モバQ 葛根湯飲んで寝よ眠い(睡眠)
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2006年04月10日

演歌歌手は何でもやります




(´、ゝ`)プッ






イナバウアーのやりすぎで腰痛に

トリノ五輪女子フィギュアで金メダルを獲得した荒川静香選手(24)に顔立ちが似ていることから“演歌界の荒川静香”と呼ばれる上杉香緒里(30)が9日、故郷の新潟・新潟市曽根で凱旋イベントを行い、腰痛に悩まされていることを明かした。
 荒川選手の金メダル獲得後、各地でのキャンペーンで、ファンの要望に応じてイナバウアーや大開脚を連発。ところがこれがあだとなり、腰痛を発症してしまった。
 この日は、故郷でのイベントだけに会場には約1000人のファンが集結。「イナバウアーやって!」と声が何度もかかったが、「キャンペーンが続いて、やりすぎて痛めてしまって…。今は着物の帯がコルセット代わりになって、ちょうどいい」と苦笑い。結局、イナバウアーは披露しなかった。
 本人いわく、腰痛はかなりの重症で、現在も通院中とのこと。「小中学校時代に器械体操をやって以来、15年ぶりだったので、体がびっくりしちゃったみたい。今は毎日ストレッチして鍛えてます」と再起を目指し、リハビリに努めている。
 この日のイベントは、新曲「おんな酒」がオリコン演歌チャート&USEN演歌リクエストチャートで1位を獲得したことを記念したもの。9曲を披露した上杉は、地元の西川ふれあい広場に桜の木の記念植樹などを行い、「(荒川さんが)紅白の審査員に出ると思うので、そこで初対面したい」と紅白出場を誓った。



 まぁ歌手とはいっても芸人ですから。お客様に「やって揺れるハート」って言われたらやります罠。

 しかも微笑ましいのが、もうsoon脳内紅白出場決定ひらめきってところだね。(´、ゝ`)プッ おっと失礼。
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2006年04月09日

マックは安全なのか?

非常に気になった記事。

 あおぞら銀行が今夏までに全社のパソコン端末の基本ソフト(OS)をアップルコンピュータの「Mac OS」へ切り替えることが八日、明らかとなった。安全性向上のためだが、国内大手企業の大半がOSにマイクロソフトの「ウィンドウズ」を使っている中、珍しい対応となる。
 あおぞら銀は昨年五月からグループ全社の業務用システムを刷新、データ類をサーバーで一元管理し、各行員のパソコン端末にはデータ類を保存させない仕組みを導入してきた。金融機関の個人情報紛失・流出が相次ぐなか、他行に先んじてデータの管理体制を徹底することが目的だ。
 システム刷新にあわせ同行では端末自体も見直し、「よりセキュリティー面で信頼がおける」(コーポレートコミュニケーション室)などとして、グループで二千五百台に上るパソコン端末すべてをアップル社製に切り替える。部署ごとに切り替えを進め、夏までに完了する見通し。新端末はすべてにカメラシステムをつけ、支店や海外の拠点といつでもテレビ会議ができるようにした。
(04/09 08:22)


 個人情報を含む機密情報の持ち出しは社会全体で大きな問題になっているし、時代の流れとして個人の端末に保存できなくし、全てサーバで一元管理が基本になるだろう。そういった意味であおぞら銀行の対応は正しいと思う。
 またウィンドウズはセキュリティの問題を頻繁に起こすよ......ね。たしかにセキュリティパッチが良くリリースされ、問題も引き起こす。ただ、これはウィンドウズ固有の問題なのだろうか?

 答えは否。 である。

 セキュリティ問題を起こすのはウィンドウズだけではなく、サーバとして多く用いられているサン・マイクロシステムズ社のSolarisだって、リナックスだって頻繁にセキュリティパッチのリリースがされている。マックはここ10年ほどほとんど使っていないので良くわからないけれども、問題が無いとは100%いえない。(OSの安定性という意味ではMac OS XでUNIXベースになったことから確実に向上しているだろうが、セキュリティという意味では全く関係なし)

 ウィンドウズが数々のウィルスに感染するのは、そのウィルスの作者であるクラッカー(ハッカーとは言わない)達がもっとも影響のあるOSを狙いたいからだけである。影響の少ないマックなんか狙ったって面白くないでしょ。フェチならまだしも、目立ちたいだけの連中だから当然ウィンドウズを狙うに決まってる。

 ウィルス禍から容易に逃れられるという意図があるのかもしれないが、あまり根本的な問題にはならないだろうね。こういうニュースが流れれば必ずマックを狙ったウィルスが投げ込まれるに決まってるし、むしろそうなったときウィルス対策ソフトの対応が遅れがちになるから、クラッカーからすればその混乱を眺めるのは至福のひと時となるだろうね。ふらふら

 私はどっちかというとウィンドウズは嫌いなOSである。最初に触ったのがSunOS 4.1.3であり、その後もSolaris, Linuxで育ってきた。ウィンドウズはExcelが使いたいからしようがなく使ってきたようなもんだ。
 でも会社内のシステムとしてはウィンドウズを使うべきだと思う。業務というのは社内だけで完結するものではなく、他社の協力が欠かせない。その時にインターフェースとなるべきOSが別のものだと色々障害が出てくる。それをクリアするのはシステムを決定する情報担当部門ではなく、担当者レベルの努力が必要なのである。

 想像するに、情報担当部門の役員クラスにマックシンパが居るだけだろうと思う。どうもマックシンパは自分が正しいと思ったらとことん押し通すのが多いのでこういうことになるのだが、現場のユーザから見れば迷惑な話である。
 一度システムを変えると大きなシステムほど方向修正が大変になる。きっと後悔することになるだろう。
posted by Windy City at 22:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小沢一郎は宗教家になったのか?

 永田議員の偽メール問題の混乱に始まった民主党の低迷に歯止めを掛けるために小沢一郎氏が民主党の代表になった。民主党としては政権交代を託したところだろうが、残念ながら彼の顔から総理の資質を感じ取ることをできない。

 どうであれ与党へ対する攻勢は強まるのであろうが、早速小泉総理の靖国参拝について批判をしているようだ。しかし、内容が貧弱だのぅ。

 まず第一に神道側は「分祀」は教義上ありえないとしているにもかかわらず、分祀を強弁している点。新しく宗教を作るのなら話は別だが、教義上いってもしようが無いことを言って何になるのか?

 第二に「戦争を主導した大きな責任」とあるが、それを言うならアメリカに対してルーズベルト大統領を記念するものを全て廃棄するように言えるんだろうな。イギリスに対してチャーチルを記念するものを全て廃棄するように言えるんだろうな。違いは戦争に勝ったか負けたかの差であって、責任自体はどちらも変わらないはずだ。

 第三に「たまたま神社の形を取っているが、戦没者の慰霊のためのものだ。戦争で亡くなった人のみ霊を祭る本来の姿に戻して、天皇も首相も堂々と行ける靖国神社にすればいい」の意味するところがサッパリわからない。A級戦犯を分祀すれば何でも良いということなのか?
 これでは支那・朝鮮の言いなりになるということなのか?
 「戦争で亡くなった人のみ霊を祭る」というけど、今でもそうじゃん。

一体何が言いたいんだ?こいつは。冗談は厳つい顔だけにしてくれ。


 民主党の小沢一郎代表は9日、NHKなどのテレビ番組で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を「小泉さんの(参拝)は駄目だ」と批判した上で、「戦争を主導した大きな責任がある人たちは、靖国神社に本来祭られるべきではない」と述べ、A級戦犯の分祀を求める考えを表明した。
 さらに「たまたま神社の形を取っているが、戦没者の慰霊のためのものだ。戦争で亡くなった人のみ霊を祭る本来の姿に戻して、天皇も首相も堂々と行ける靖国神社にすればいい」と強調した。
 また、国民新党や無所属の田中真紀子衆院議員らとの連携については「自民党、公明党の政権では駄目だという人たちとは、どなたでも協力する。当たり前のことだ」と前向きな姿勢を示した。
 小沢氏は、政権交代に向け「来年の参院選で自公両党の過半数割れを何としても実現する」と決意を表明。〔共同〕 (14:01)
posted by Windy City at 18:40| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

「月光」を聴く

 今日は天気も良くないので家でゆっくり子供と遊んでいた。
 なんとなくピアノの音が聴きたくなりショパンでも聴こうかなと思ったけど、目に付いたベートーベンの月光を聴くことにした。

 第1楽章がとても悲しい感じの旋律で、第2楽章では一転して軽やかな曲になる。そして第3楽章では激しく、そして情熱的な曲である。

 聴きながら一つの話を思い出した。

 終戦間近の昭和20年。特攻出撃を控えた二人の兵士が基地からピアノを求めて佐賀県鳥栖市の鳥栖小学校へたどり着いた。
 余談になるが、私はこの鳥栖小学校へ行った事がある。たまたま母の叔父と叔母にあたる人が鳥栖小学校の近くに住んでおり、しばらく滞在させてもらったのだが、もう25年も前のことで小学3年か4年のだったし、当時はこのようなことがあったとは知らなかった。

 二人の兵士は東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)の出身であり、出撃の前にしばらく弾いていなかったピアノを弾きたかったのであった。
 しばらくの間、二人はベートーベンの月光などを弾いていたという。特に第3楽章などは相当なテクニックがないと弾けない。持てる全ての力を振り絞って、この世に別れを告げる曲を奏でるのは、どのような気持ちなのだろうか... まさにこの曲の曲調そのままだったのではないだろうか。

 いつしかピアノを聴きに集まった子供達との別れ際に、二人の兵士は「この戦争はいつかは終わります。しかし今自分達が死ななければ、この国を君たちに残すことはできません」と言ったという。

海行かば 水漬く屍
山行かば 草生す屍
大君の
辺にこそ死なめ
かへりみはせじ

私達の豊かな日本はこのような水漬く屍、草生す屍の上に成り立っていることを忘れてはいけない。

[参考文献]ミラー大尉の残したものhttp://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_1/jog080.html


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2006年04月05日

山奥に住む空手の伝承者を探せ!

 今日は疲れたからブログ お休みにしようかと思ってたけど、おもしろいニュース見つけたからはっときます。わーい(嬉しい顔)

 シンガポールからわざわざ青森の山奥にいるかどうかもわからない空手の伝承者を探すだけでも お疲れさん って感じなのに、一緒についてきた「近所の人10人」ってぇのもどうなってるのかねぇ。ふらふら

 これから一緒に探すっていう地元の観光協会の人もお疲れ様です。がんばって伝承者を探してください。(w

<遭難>シンガポール武道家一族ら雪道に迷う 青森・西目屋
 青森県西目屋村の白神山地近くで4日夜、シンガポールから来日した中国系武道家一族ら13人のうち男性3人が雪道に迷い、5日未明に県警弘前署に保護された。一行はシンガポールで道場を経営していた武道家の遺族らで「青森の山中で修行する空手の伝承者に会えとの遺言を受け、伝承者を探しているうちに道に迷った」と説明しているという。
 同署などによると、13人は5年前に病死した武道家の妻(50)と息子2人、近所の人10人。3月22日に来日し、4日朝から3人ずつ3班に分かれて伝承者を探していた。残る4人は寒さで体調を崩し、ホテルに残っていた。
 武道家の長男を含む第1班は登山道に向かって歩き続けたが、午後7時ごろになって仲間の携帯電話に「雪で進めない。道に迷った」と連絡。仲間が地元観光協会の通訳とともに弘前署に届け出て、約6時間後に救出された。3人は畑にあった廃車に入って寒さをしのぎ、けがはなかった。
 事情を聴いたところ、亡くなった武道家はシンガポールで空手などを教えていた。しかし、2人の息子は武道に興味がなく、道場にあった「空手の秘伝書」も弟子の一人に盗まれてしまった。後継ぎ問題に苦慮した武道家は死の間際、「青森県の相馬村に極真空手の伝承者がいる。彼に会い、秘伝書を譲り受けてほしい」と遺言したという。
 相馬村(合併で現在は弘前市)は一行が道に迷った西目屋村から東に約5キロの場所にある。
 極真空手県本部の池田治樹支部長は「旧相馬村に道場はない。空手家がいると聞いたこともない」と困惑しているが、13人のうち11人は当分の間青森に残り、武道家探しを続けたいという。地元観光協会も「全力で手助けしたい」と支援を申し出ている。【喜浦遊】
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2006年04月04日

もう飽きた朝日伝聞の基地外謝拙

もういい加減飽きたんだけどまたまた我等が売国奴 朝日伝聞がやってくれました。

 勝手な解釈で過去の政治判断を自分に有利なほうへ持ってゆこうとするのはやめてくれ。バッド(下向き矢印)

 今回の安倍官房長官の談話は過去の過ちを正す意味で意義深いものだ。朝日伝聞は自分達が大誤報をしたことを謝りもせず、当時の日本政府(宮沢、河野ら)が支那・朝鮮に謝罪したことを正当化しようと躍起になってるんだね。

 今回の社説でようやく誤報問題について誤りを認めたようだが、24年もたって遅すぎるし、まともな謝罪とも受け取れない。

 教科書の表現書き換えについても、当該箇所でない別の部分での事実を持ち出して「総合的に書き換えがあった」という結論に導こうとしている。かなり無理があるけどね。

 朝日伝聞とかに入社すると頭の中の回路がどうにかなっちゃうのかね。どうやら頭の中で論理が堂々巡りしているのに、自分では筋が通っていると思っているらしい。まぁ家に帰ってクソして寝ろってことだ。


 中国との外交などをテーマにした日曜日のテレビ番組で、安倍官房長官が82年の「教科書書き換え問題」について発言した。次のような趣旨である。
 教科書検定によって「侵略」を「進出」に改めたと報じられ、中国や韓国から抗議された。日本は官房長官談話で事実上それを認め、謝罪した。しかし、「進出」と書き換えられた事実はなかった。ちゃんと調べて説明すればよかった。結果として大変な誤りを犯してしまった――。
 政府のスポークスマンの発言である。検定で「侵略」という言葉を書き換えさせたことはまったくなかったと受けとめた人が多いのではないか。
 また当時の政府は事実を調べもしないまま、官房長官談話を出して中国などに謝った。そう思った人もいるだろう。
 しかし、いずれも事実とは異なる。
 教科書の書き換えが問題になったのは24年前だ。若い人は知らないし、記憶が薄れた人も多いだろう。そんな中で、事実の一部だけを取り上げ、当時の政府判断を誤りと決めつけるような発言がそのまま独り歩きしては困る。これを機に、事実のおさらいをしておきたい。
 82年6月、高校の教科書について検定結果が報道された。朝日新聞を含め多くの新聞や放送が、「華北を侵略」という記述が検定によって「華北に進出」に変えられたなどと伝えた。
 ところが、その後、「華北に進出」という表現は検定前から書かれていたことがわかった。その限りでは、安倍氏の指摘した事実はある。当時のずさんな取材を率直に反省したい。
 では、「侵略」という言葉がすんなり検定を通るような状況だったかといえば、そうではない。中国との関係に限っても「侵略」の言葉を削られたり、「侵入」に変えさせられたりする変更が計4カ所あった。東南アジアについては「侵略」を「進出」に変えた例もあった。
 それ以前の検定では、中国との関係で「侵略」を「進出」に書き換えさせられたこともあった。
 82年の検定では、韓国も独立運動などの記述をめぐって訂正を求めた。
 文部省幹部らが中国へ派遣され、自民党の三塚博、森喜朗両氏は韓国を訪れて説明した。この後、宮沢喜一官房長官が検定のあり方を改める談話を出した。
 「華北に進出」と書き換えられた事実はなかったが、ほかの例や過去の検定を見れば、同じような問題がある。そう判断したからこそ、政府は官房長官談話を出したのだろう。
 これを受けて、検定基準に「近隣諸国条項」が加えられた。アジア諸国との歴史的な関係に配慮するというものだ。
 歴史への反省を踏まえた当時の官房長官談話を否定するかのような、現在の官房長官の発言は、政府の姿勢に疑念を抱かせかねない。テレビでの発言が意を尽くしていないのならば、改めて言葉を補った方がよくはないか。

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2006年04月03日

祝「独善的」「適格性欠く」教師が分限免職

本日の産経新聞の記事より

 紙上討論と称する社会科授業で都議らを誹謗したとして戒告処分を受け東京都教職員研修センターで研修を受けていた千代田区内の中学校女性教諭について東京都教育委員会は二日までに、「公務員の適格性を欠く」として分限免職にした。この教諭は、これまでも授業内容に疑問を呈した母親を中傷するプリントを授業中に配るなどして、過去に二回の懲戒処分を受けていた。
 教諭は昨年の一学期、三年生の社会科公民の授業で生徒の書いた意見をまとめ、それに自らコメントをつけた「紙上討論」と称するプリントを配布。都議会や具体的な都議の名前を上げ、「日本の侵略戦争を認めない」、扶桑社の教科書を「歴史偽造で有名」などと抽象し、戒告処分を受けた。
 教諭は東京都教職員研修センターで指導法を改善する研修を六ヶ月受けたが、自分の正当性ばかりを主張。勤務校の保護者を中傷するビラを都内で開かれた集会で配布したり、センターでの研修時間中も抗議文を作成。「裁判資料にする」として研修内容を録音したり、講師に不適切な言動を繰り返した。このため、都教委は研修成果は上がらないと判断。「独善的で教員はもとより公務員としての自覚や責任感が著しく欠ける」として分限免職とした。
 平成九年にも、この教諭は勤務先の足立区内の中学校で、在日米軍をめぐる授業に女子生徒の母親が「反米的で一方的」と疑問を呈したところ、「チクリ」「クラーイ情熱」「この親が『偏っている』」「セコイ」「アサハカな思い上がり」などと母親を非難するプリントを授業中に配布。女子生徒が不登校になり、転校を余儀なくされた。
 減給処分を受けた後もこの教諭は処分への反論や関係者を中傷する手紙を中学校の全生徒の家庭に出し再び減給に。法廷でも一貫して自らの正当性を主張していた。
 今回の処分について教諭は「自分の平和教育には誇りを持っており不当な処分だ。弁護士と相談して、あらゆる手段で争う」と話している。



 もぅぅぅぅ〜〜〜 嗤っちゃう。こういうバカパンチ いるんだねぇ。むかしからそうなのかもしれないけど、社会科の教師ってぇのはなんで左翼がおおいのかねぇ。私の中学のときの社会科教師も左翼が多くて、だいたい気が合わなくて授業中に喧嘩してたね。
 そういえば、なまいきに口を利く私に対してそういう教師は何かと難癖をつけ難しい質問をしてきたな。数学や英語はダメだったけど社会だけはマニアックに得意だった私はほとんど答えてやったけどね。みんなの前で、彼が一番かっこ悪くなるように正解を答えてあげました。わーい(嬉しい顔)
 テストも90点台は常に取っていたが絶対に成績で5はくれなかった。でもそんなことどうでも良かった。あんなアホどもに媚びへつらって成績よくしてもらうよりも授業中に難しい問題に答えて低い鼻をへし折ったほうがよっぽど気持ちよかったからね。

 増田先生(今回分限免職になった教諭)はこれからどうやって飯食ってくんだろうね。だれも雇ってくれないだろうしな。活動家にでもなるのかな?

増田元先生について詳しくはこちら↓(国際派日本人養成講座のページより)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h16/jog372.html
posted by Windy City at 23:10| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

民主党代表選

 永田議員の偽メール問題で混乱し続けた民主党の執行部が辞任し、ようやく混乱が収束しそうだ。
 前原代表の辞任を受けた代表選挙は小沢前副代表と菅元代表の二人が軸になるようだ .......................................................................................................が、なんかおかしくない?

 この二人って前の国対委員長が辞任したときに就任を拒否してなかったっけ?党の存亡の危機のときに自らリスクを取らず、傍観を決め込んでなかったっけ?そんな汚いやつらに今の民主党を立て直すことができるの?

 非常に素朴な疑問です。一大事のときに無責任を決め込んで、混乱が終わってから手を挙げるのって後出しじゃんけんじゃないの? 何かがおかしい、何か腑に落ちない民主党代表選挙です。

 前原さんは非常に残念でした。それまでの菅や岡田のようなどこの国のために働いているのかわからないような代表とは違って、国益を見据えた発言を繰り返していたから。 脇が甘すぎた... というのが一般的な見方かもしれない。 でも、私は今の民主党そのものに前原さんが代表で居続けにくい雰囲気があると考えている。やはり横路衆議院副議長のような真性左翼とじゃ、一つの政党にまとまるのは無理だって。

 実は媚中派の多い自民党よりも、もっと国益を見据えた政党があってもいいんじゃないかと思う。投票するかどうかはわからないけど、前原さんにはそういった行動に出てほしい。
posted by Windy City at 21:47| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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