夜、友達と飲みに行った店の食事もとてもすばらしかったのですが、デジカメ持って行くの忘れて撮ることができませんでした。
さて、ホリエモンが釈放されたり、いろいろ話題はありますが、一番気になり、日本政府の情けなさを感じるのが拉致被害者家族とブッシュ大統領が(おそらくあと数時間後に)面会をするということ。
竹島などの領有権と並んで、国民の生存権を拉致などの行為によって外国から侵害されるなどということは国家として妥協は許されない問題であるはずです。しかし横田夫妻をはじめとした拉致被害者家族があれだけ熱心に活動しても未だ問題は解決せず、虚しく時間ばかりが過ぎてゆくだけ。
熱心な活動は日本政府よりもアメリカ政府を大きく動かし、米議会での証言に続き、ブッシュ大統領との面会も決まったという... こういうところはやはりアメリカの懐の深さというか、徹底した姿勢を感じることができるんですね。率直に有り難いことです。
小泉首相の訪朝により拉致問題が動き出したのも事実ですが、その後ののらりくらりの対応でいつまでたっても進展しないのも事実。外務省のアホどもが原因かもしれないけど、やはりここで必要なのは政治の強力なリーダーシップですよ。家族を大切にできない政治家・官僚は国のために働かないで欲しいんですよ。国を愛するのならば、国のために働くのならば、その家族を徹底的に守らなければならないんですよ。
自国の国民・領土・統治権を守るのに理由なんか必要ありません。絶対に取り返して欲しい。ただそれだけだ!!
「拉致」米大統領に訴え、早紀江さん異例の面会実現へ
【ワシントン=石間俊充】ブッシュ米大統領は28日午前11時(日本時間29日午前0時)すぎから、ホワイトハウスの大統領執務室で、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん(当時13歳)の母親、早紀江さん(70)と、めぐみさんの弟、拓也さん(37)と面会する。
ブッシュ大統領が首脳以外の日本人と面会するのは極めて異例。早紀江さんは、北朝鮮の拉致が人権に対する国家犯罪だと大統領に訴え、問題解決のため協力を求めたいとしている。
早紀江さんらは面会で、めぐみさんが拉致された直後に撮影されたとみられる写真を大統領に示して拉致問題を説明するほか、早紀江さんが書いた本の英訳版などを手渡す予定。また、中国・瀋陽の日本総領事館に駆け込んだキム・ハンミちゃん(6)ら北朝鮮からの脱出住民(脱北者)も面会に加わる。
めぐみさんを巡っては、結婚していた男性がDNA鑑定の結果、韓国人拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)さんである可能性が極めて高いことが4月中旬に判明。早紀江さんが金さんの母親に会うため5月の訪韓を検討するなど、日韓両国の間で拉致問題での連携した取り組みが始まっている。
今回のブッシュ大統領と横田さん母子の面会により、日韓に米国も加わった協力関係が構築される可能性もある。
(2006年4月28日23時9分 読売新聞)