この映画は飛行機の事業で大成功した実業家の息子が誘拐され身代金を要求されるが、父親自らがテレビで用意した身代金を懸賞金として犯人と対決するという映画である。
最初、父親は身代金を渡して子供を取り戻そうとしたがうまくいかず、子供をなんとしても取り戻そうと 怒りの行動 として懸賞金を賭けると言う大胆な手を打った。
これを見たとき親というものは子供を守るためにここまでできるものなんだろうかと思った。
これまでの北朝鮮をはじめ韓国、中国に対して常に及び腰で譲歩ばかりしてきた日本政府。最高の舞台で活躍する場を与えられているのに真剣身に欠けるプレーで予選敗退したサッカーの日本代表チーム。
自分の守らなければならないものを身を挺して守りきり、新たなものを得ようとする意思、執念のようなものが今の日本人に足らないものなんだと思う。