
忘れかけていたことがあったのだが、本日の読売新聞の記事が思い出させてくれた。明らかな誤審にもかかわらずアメリカチームに快勝し、日本が準決勝に進むことができるきっかけを作ってくれたメキシコである。
彼らにとっては韓国・日本に連敗し、失点率からいっても準決勝に進める可能性は非常に低かった。通常のシーズンの一試合ならば、大して気合の入らない捨て試合だっただろう。
ところが彼らにとっては捨て試合でもなんでもなかった。アメリカの隣にあるものの、所得格差は大きく、いつもアメリカの言うなりにならざるを得ない。いろんな葛藤があるのだと思う。当然野球についてもメジャー選手を揃えたアメリカよりも見劣りのする選手達である。
でも彼らは国の威信に懸けて闘った。
明らかにアメリカ寄りの判定を繰り返す審判団。それでもメキシコチームはあきらめなかった。そして自分達の大切なものを守りきり、アメリカに勝った。
日本人が忘れかけ、あるいは忌み嫌う愛国心。私はメキシコチームの試合に対する姿勢に愛国心を見たような気がする。自分が守らなければならない何かを思い出させてくれる。
今回のWBC。特にイチローや他の選手のプレーや発言を見ると、日本にも健全な愛国心が成長し始めていると強く感じることができる。私もメキシコチームの姿勢を見習い、日本を愛し、よく知りたいと思う。
野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の2次リーグで米国に勝ち、日本の準決勝進出を“アシスト”したメキシコの駐日大使館に、全国の野球ファンから感謝のメールやファクスが大量に届いている。
17日の試合終了直後から、「準決勝進出の可能性がほぼなくなっていたのに、素晴らしいプレーに感激した」「今日はテキーラとタコスで乾杯します」「新婚旅行はメキシコに行きます」などと、メールだけでも500通以上に達した。
ミゲール・ルイスカバーニャス駐日大使は「私の駐日大使としての大きな思い出となるであろう、あの日を振り返れば、メールや電話はメキシコチームへの感謝に満ちていた。野球を通じて友好が深まるのはうれしい」とコメント。寄せられたファンからの気持ちは、メキシコ外務省を通じて代表チームに伝えるという。アルベルト・ロペス報道官も「メキシコに対して、こんなに多くプラスイメージのメッセージが届けられたのは初めて」と声を弾ませていた。
(2006年3月23日19時33分 読売新聞)
ところで、メキシカンってうまいよねぇ。アメリカに行くと飯がまずくってどうにもならないんだけど、決勝が行われたサンディエゴに行ったときメキシカンを食べたらムチャクチャうまかった。決勝の中継をしていた日テレのアナウンサーも「メキシコが勝った次の日。感謝のためにメキシカンを食べた」といっていたけど、まじでメキシカン食いてぇー


ムネリンの件は、2年くらいはアイドルでいてほしいってことで、大した意味はないです。そのくらいたてば、次が出てくるかもしれないし(笑)松中もニット帽かぶってましたよー。最悪ー。
ぜひ、ホークスを応援してください!ヨロシク!